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第23回『自然派ワイン造り人を囲む会』のご報告
第23回『自然派ワイン造り人を囲む会』
フランスのワインの造り人.ソフィとチボーさんご夫妻〜このワインをフランスから日本へ輸出するパリ・エノコネクション.伊藤先生〜私と共にワイナリーを訪れワインの輸入代行をしてくれるエスポア.堀江社長〜ワインを販売するもりたかスタッフ〜ワインを楽しんでくださるお客様方!!
フランスで造っている人から小松で飲んでる人まで約30人が真っ直ぐに繋がり、もりたかの一室に集まって時間と空間を共にしました。
1870年、前オーナーであったJ.ミッシェル・アルキエ氏の曾祖父によって設立されたワイナリーです。
アルキエ氏は『ラングドックのグランクリュ』『ラングドックのロマネコンチ』と評価されるワインを生む実力者で小さなワイナリーを一躍有名にしました。
そのワイナリーを、アルキエ氏に見込まれて引き継いだのが、金融の仕事から転身したチボーさんと奥様のソフィさんです。
その後のご夫妻のさらなる自然的な農業と醸造への努力によって、ワインの品質はさらに高まって、世界で最もミシュランの星を持つ料理人ともして有名なジュエル・ロブション氏からも絶賛されているだけで無く、フランスの全ての3星レストランでも必ずと言っていいくらいにこのワイナリーのワインはリストオンされています。
それでも、ご本人達は、『だから、どうしましたか?』という感じであることも一応付け加えておきます。
ワイナリーのある南仏・フォジェール地区は『シスト土壌』『高標高』『ビオデェルシテ農業』が特徴で、ご夫妻はボルドー地方やブルゴーニュ地方の超高級ワインにも全く引けを取らない素晴らしいワインを造っています。
そこそこ美味しいワインを造る人はいくらもいます。
ですけど、こころまで揺さぶるような本当に美味しいワインを造る人は少ないです。
ワインは嘘をつきません。
造り人の信念、哲学、情熱、努力、誠実、人柄がはっきりと映ってきます。
人としての大事が詰まっていて、それは造り人にとっては命と同じくらい大切なものなのかもしれません。
ワインが持つ、『素朴だけど確かな喜び』の一隅を、造り人から飲む人までがひとつとなって『共感』し合えた夜となりました。
今回のワイン会の参加費やワインのお求め代金(約66万円)の内、少額ではありますが先に10万円を能登半島地震への第一次義援金として、小松市議の吉本慎太郎氏を通じてお送りさせていただきます(ご夫妻からの義援ワイン寄与のお申出による第二次義援金は後日実施します)(ご参加者全員の気持ちが重なり合っての義援ですので敢えて金額までを記載させていただきました)。
来秋予定の『お客様フランスワイン旅行』で、ご夫妻のワイナリーにお邪魔させていただくことにもなりました。
お集まりいただき、こころを寄せ合ってくださった皆様にこころより感謝申し上げます。
伊藤先生のお言葉、『ワインは世を変える』
嘘まみれ欲まみれの、例えば今の国会議員の人達にもご夫妻のワインを、こころ根を治す薬として飲ませてあげたいです。